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EFINIX

EfinixでRISC-Vを動かしてみる

はじめに

EfinixのFPGAで簡単に RISC-V SoC が作れるということで、チュートリアル を参考に動かしみました。

Efinixとは

Efinix社は、Quantumテクノロジにより高性能・低電力・コスト効率の良いFPGAを提供しています。
低電力で価格競争力のある小~中規模向け Trion FPGA 、および、高性能・高機能・低電力な中~大規模向け Titanium FPGA の製品があります。
RISC-V SoCが用意されていて、ハードウェアとソフトウェアアプリを容易に開発できるパッケージが用意されています。

実行方法

開発環境の構築

チュートリアルでは"Trion T120 開発キット"利用していますが、今回は入手しやすい "Trion T20 BGA256開発キット" で試します。

まずは、Efinix社のHP より会員登録と開発キットの登録を行います。
次にEfinityをダウンロードして、JavaやUSBドライバーなどを開発ツールと一緒に入れます。
RISC-Vアプリをデバッグするため、RISC-V SDKもインストールします。

RSIC-V SoCコアの作成

  1. Efinityを立ち上げ、新しいプロジェクトを作成
  2. IP Managerで"RISC-V SoC"の設定を行う
  3. IPを作るとサンプルプロジェクトができるので、こちらを参考にカスタマイズ
    • サンプル : ip/<soc module>/T120F324_devkit
  4. フローを実行してビットストリームを作成、開発キットにプログラム

デモアプリの動作

  1. RISC-V SDKを起動してEclipseを立ち上げ
  2. 'gpioDemo'のサンプルプロジェクトを読み込み環境設定
  3. gpioDemoをビルドしてデバッグ

デバッグのデモ

Riscv_動画サムネイル.png



お問い合わせ

Efinix製品に関するお問い合わせや技術的なサポートはこちらまで
https://www.explorer-inc.co.jp/contact/efinixcontact.html
デバイスご購入や開発についてのご相談なども受け付けています。

作成日 : 2022-10-21

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