PTP
高精度ネットワーク時刻同期プロトコル「PTP」
PTP(Precision Time Protocol) について
Precision Time Protocol (PTP) は、IEEE 1588にて規格・定義されているIPネットワークのための時刻配信プロトコルです。
GNSS等より取得した時刻情報を下に高精度の時刻同期を実現します。
元々、金融分野などで利用されてきた技術ですが、SMPTE ST2110に対応した製品・システムの広がりにより映像伝送分野においても利用される機会が増えております。
映像伝送システムにおけるPTP
放送局などを中心にした映像伝送システムにおいてはこれまでSDI(SerialDigitalInterface)を中心とした同軸ケーブルによるシ高速リアル伝送によって構築されておりました。その中で複数の映像ソースのタイミングを調整し、一つのコンテンツとして送り出すためのタイミング同期はBB(BlackBurst)信号などによって制御されていました。
SMPTE ST2110における映像伝送はこれまでのSDIではなく、SFP等といったIP伝送用のIFになっているため、これまでの様にBBによってのタイミング同期を行うことができず、変わってPTPによる同期システム機器が映像伝送システムの中にも組み込まれる様になってきております。
PTPの今後
昨今のビデオシステムの高精細化や通信インフラの進化などによってIP映像伝送システムの高度化や同軸ケーブルを中心にした映像伝送システム構築の複雑化が進んでおり、今後放送分野の映像伝送はST2110によるIP化に進む方向になっており、関連する機材もSDI(BNC)ではなく、ST2110のIFを持った機材が多く市場に普及すると見られております。
PTPはそのような映像伝送のIPに対応した技術・規格であり、今後の多様な映像伝送システムを支えるものとなると考えられます。
現在、PTPをBBに変換するコンバータユニット「BB200」が原田産業社様より販売されております。
グランドマスタークロック製品と組み合わせてST2110製品とSDI製品の共存する環境での同期システムの実現が可能になっております。
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