Interview

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小型信号発信器

ポータビリティと信頼性で、各地の拠点での伝送試験に

株式会社ニューメディア様様

株式会社ニューメディア システム開発本部 茶谷 部長

業種:放送・通信

地域密着型でケーブルテレビ事業を中心にメディア事業、システム開発事業を展開する株式会社ニューメディア。エクスプローラと同じ函館市桔梗地区の函館センターにお邪魔して、EMVG-4400-Hを導入し4K映像配信システムに取り組む茶谷部長にお話を伺いました。

課題
  • 4Kライブ放送の実証実験に動画検証のできる機材が必要
ご依頼後の
感想
  • 小型、ポータブルでテストが簡単に
  • 各地に持ち運びが可能な測定器で、デフォルトでも信号発生器として使いやすい

導入の背景

EMVGを知ったきっかけはどのようにしてでしょうか。

茶谷部長:

営業の方から4Kコーデックの話をしていたときに、この信号発生器のパンフレットを見せていただき、手軽な装置で『これあるといいな!』という話になってゆきました。

EMVGの導入前にどのようなことにお困りでしたか。

茶谷部長:

ハイブリッドキャストで4Kライブ放送の実証実験を初めてすることになり4K映像が必要でした。4Kカメラはあるのですが、簡単にテストで使えません。動画機能が必要でしたので、EMVGはパターンが動く。特に矩形パターンが動くので確認しやすい。どうしてもカメラだと限界があります。テスト映像としてカメラは簡単にパンしたり動かすことができませんから。(笑)

株式会社ニューメディア函館センターは、函館市桔梗地区にあり、エクスプローラ本社のすぐそばに位置する

検討段階

選定理由はどのような点でしたか。

茶谷部長:

特に他のものは見ていませんでした。価格がそんなに高くなかったことと、サイズもそれほど大きくないことでした。決め手は、エクスプローラさんの製品を既に使っていて、安心感があったということが大きかったと思います。

8Kではなく4Kバージョンに決めたポイントを教えてください。

茶谷部長:

8KはCATVで再送信をやっていますが、自分たちで8Kを作って流す仕組みがありませんので、4Kが必要でした。

EMVGの導入を決めていただいた茶谷部長

導入後の効果

EMVGを購入しお使いになられて、期待効果はどうでしたか。

茶谷部長:

小さいのでテストがやり易かったです。持ち歩いてテストがし易い装置だと思います。主に使っている機能はテストパターンですが、実は色はあまり気にしていなくて、フレームレートを気にするので、ちゃんとフレームレートが出ていることの確認にMoving Boxを使っています。CGの製作では特に気にすると思います。

EMVGはいろいろなところに持って行って使えるので、そういったものはなかなか他にないかと思います。ポータビリティがすごくあるなと思います。
また、簡単に使えるので、誰でもデフォルト設定で使えるのでそこは安心して使えます。

大きな設備が並ぶCATV局であるが、小型なEMVGのポータビリティは重要な選定要素だった

活用されたイベント

活用されたプロジェクトやイベントで、具体的事例がございましたら教えてください。

茶谷部長:

8/1に福島ー米沢間で4Kライブのハイブリッドキャストを使った放送実験を行いましたが、その準備段階のテストにEMVGを使いました。

福島の『わらじまつり』という祭りがありまして、その映像を4Kカメラで撮って、米沢の道の駅に4Kモニタを設置し映像を映すというイベントです。そこで、福島-米沢をIPで伝送しますので、その映像が正しく通信できているか、EMVGを福島の撮影現場に持って行きテスト信号として使いました。

EMVGはPCからGUIで細かな設定ができるのですが、現場ではPCレスで使い重宝しました。

これから4K機材を導入されるお客様に対してアドバイスがございましたらお願いします。

茶谷部長:

エクスプローラさんのエンコーダ・デコーダを2Kのものから結構長い間使わせてもらっていますが、故障は一回もなかったと思います。

製品の性能は必要十分であり、価格性能比が一番良いのではないかと思っています。
そして、同じ函館にある会社で安心感もありますし、相談にも乗っていただいて手厚いサポートもあって、大変エクスプローラさんには感謝しています。

配信装置に設置されたEMVG-4400-H

導入いただいた製品

4K/8K HDR対応小型信号発生器

型番:EMVG-4400-H/EMVG-4400-H8